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FAQ

Q:勉強会に参加してよかったことは何ですか?

回答:M.I.(研修講師)

「自分はどのような教育観・知識観を持って研修に臨んでいるか?」。

勉強会の中で、そう、問われた時、恥ずかしながら私は、

そのようなことをあまり意識したことがないなぁと思いました。

しかし、過去に受けた印象的な授業や研修の中に、自分なりの理想は確かにある。

そんな経験を互いに話し合ったり、成人教育に関する本を輪読して、

「子供教育」と「大人教育」の違いを、初めて考えるようになり、

教育観めいたものが、うすぼんやり見えてきました。

まだ確固たるものになってはいませんが、

研修設計や実施において、ふと迷ったときに、

その軸に支えられることがあるのは、大きな収穫です。

これからも、じっくり育てていきたいと思っています。

 

そしてもうひとつの収穫は、教育に関わる仕事をしている方たちと学び合えること。

私はフリーランスで講師をしているので、

先輩講師にオブザーブしてもらい、フィードバックをもらえるわけでもなく

つくづく、閉ざされた世界で仕事をしているなぁと感じることがあります。

研修の振り返りをするにしても、自分の視点で考えるしかなく、

行き詰まりや、成長への焦りを感じたりすることもしばしば。

この会では、以前、研修での困った場面について話し合う機会もありましたが、

経験や視点の違う皆さんのアドバイスには発見も多く、

「今度はこんな風にアプローチしてみよう!」と、
次の研修へのモチベーションアップにもつながっています。

Q:輪読会って面白いの?

回答:A.T.(研修講師、経営)

最初の参加理由は「輪読会」というテーマが、これまで経験したことがなく、

直観的に「楽しそう!」と感じたからでした。

もしかすると本当は夜の飲み会が「楽しみ」だったのかもしれませんが(笑)。

 

はじめての輪読会でのテーマは「成人教育の意味(エドワード・リンデマン著)」でしたが、

参加してみると、そう簡単に理解できる原書や翻訳ではなかったというのが正直なところですが(苦笑)、

何とか自分なりに著者の言わんとするところを解釈し、

他のメンバーと交換・共有してようやく腑に落ちたり。

 

こうした学習プロセスは、

第一に楽しく、

第二に自分の中に新しい考えや意見が生まれててくるという新しい発見の連続でした。

時には、解釈が出来ずに「苦しい」と感じる場面もありますが、

そうしたストレスを脳に与えることも学習には必要だったり、

その壁を越えた時の快感を体験することが輪読会を経験することのよい点だと思います。

そして疲れた脳を癒す輪読会後のビールは格別です(笑)。

 

輪読会で毎回感じることは「学びの楽しさここにあり!」です。

この感覚を身体全体で記憶していくことは、自分が登壇する上でも大切で、

こうした体感を繰り返すことも自らの仕事への心の準備になっています。

 

以前でしたら、何かを教える立場で臨もうとする時に、

「教えなくちゃ」「教える道筋を予め準備しなくちゃ」等、

緊張と共に頭も身体も硬くなっている自分がいましたが、

現在では、勉強会を通じて学びの楽しさの“ライヴ感”をいつも経験しているので、

すっかり、楽になっています。

 

これは参加する前の自分と比べると大きな変化です。

こうした気づきや変化を自分にもたらせてくれたのが、この勉強会です。

Q:「師友舎」に入った理由は?

回答:T.T.(研修講師)

当時、私は何か物足りなさを感じていました。

元々、教育に関心があり、私自身も研修講師としてキャリアを積んできましたが、パッケージ化された教材を上手くこなし、教え方も標準化された傾向のある教育研修のあり方に、素朴な疑問や息詰まりを感じることがありました。

そんな折に学習支援プロセスに最も影響を受けた土田Trからお声掛け頂いたのがきっかけで、教え方を研究する学びの場に興味を持ちました。

講師として成長し続けたいと思っていること、教育について対話したり、仲間と切磋琢磨しながら学びの場を持つことは、自分にとっても社会に対しても意味があるし、楽しいだろうなと思ったことが、師友舎に入った私のきっかけです。

Q:講師ではありませんが参加できますか?

回答:K.S.(事務職)

「教える・学ぶ」に関心があればどなたでも参加可能です。私は講師ではなく、研修企業で企画などいわゆる事務職をしています。師友舎では、いわゆる教授テクニックやHowTo的なものではなく、たとえば「教育とは何か」「学びとは何か」など、哲学的な視点からのアプローチでともに考えることが多いので、職種を超えて共に考え学び合ってます。

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