2019年2月12日
- 師友舎 勉強会
- 2019年2月12日
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「ダイアローグ」輪読_第30回
【議論した箇所】
p.129「感覚から発生し、脳の中で組織化される情報を創造してみよう。そこへ思考から生まれた別の情報の流れが入り込み、どちらの情報も入り混じってしまう」
⇒二つの情報は、何を表しているか
⇒「描写」と「提示」との関係は?
⇒研修・セミナーにおける受講者の頭の中を想像して理解を進めてみる(事例)
p.130「場合によっては、自分の関心に応じて事物を描写すべきときもある」
p.130「物事がそんなふうに提示されない限り、人は行動できない」
p.130「想像の中で抽象的に描写されたものからは行動を起こせない」
p.130「行動は、明確に提示されたものから起こすべきなのである」
⇒なぜ「べき」なのか
p.133「真の『事実』」
⇒そんなものがあるのか?
⇒構成主義における考え方
<感想>
2019年初の勉強会。前回に引き続き「描写」と「提示」の記述が続くが、ボームが言いたい(言わんとしている)「描写」と「提示」が何を表しているのかを理解するのに苦労する。普段使っている意味とは少し異なるからだ。
作者がどんなことを考えこの言葉で何を表そうとしているのか、そういう風な読み方をするとどんな本でも難しいのです、と小林秀雄が言っていたのを実感する。
では、次回は札幌での開催です!冬の北海道での思考訓練を楽しみましょう。 スギモト
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